四十九日法要を終えて一区切り、ご逝去後2ヵ月は少しずつ落ち着いてくる頃合いでしょうか。
この時期に遺言書の確認を始めていきます。
なぜなら遺言書は、被相続人の遺産の分け方について、大きな影響力を持っているからです。
遺言書があることを生前に被相続人から聞いていましたか?
どこに保管してあるか聞いていましたか?
実際には、遺言書の存在を知らない、保管場所を知らないという場合も多いでしょう。
しらみつぶしに探すしかありません。
保管場所は、参考までに次のようなところが考えられます。
(1)自宅
(2)貸金庫
(3)公証役場
(4)法務局
(5)信託銀行
見つからなかった場合は被相続人の意図と異なることになり、遺産分割後にみつかった場合は混乱の元になります。
入念に探しましょう。
もしも自宅で見つけたら、家庭裁判所の検認が必要になります。
絶対に開封しないようにしてくださいね。
金田会計事務所は、新宿、新宿三丁目、新宿御苑前で相続が得意な会計事務所です。