1 預貯金とは
金融機関に預けている預金・貯金です。
預金と貯金の違いは、預け先の金融機関(取引金融機関)の違いによるだけです。
・預金:銀行、信用金庫等
・貯金:ゆうちょ銀行、JAバンク等
相続財産の預貯金は、大きく2つの区分があります。
● 普通預貯金
● 定期預貯金
2 普通預貯金
相続開始の日における預貯金残高
取引金融機関から相続開始の日の残高証明書を取得します。
ここに記載された残高を評価額とします。
税理士は知っています。
普通預貯金の評価はお近くの税理士を頼ってくださいね!
3 定期預貯金
相続開始の日における預貯金残高+既経過利子の額
取引金融機関から相続開始の日の残高証明書を取得します。
ここに記載された残高に、相続開始の日までの利子(源泉所得税控除後)を加算した金額を評価額とします。
普通預貯金の既経過利子の額は、少額なものは加算を省略できます。
税理士は知っています。
定期預貯金の評価はお近くの税理士を頼ってくださいね!
4 外貨建
相続開始の日における外貨建預貯金残高×円換算レート
外貨建預金は、円換算をします。
円換算レートは、取引金融機関が公表している相続開始の日における最終の対顧客直物電信買相場(TTB)です。
相続開始の日が金融機関の休業日(土日祝日)に当たってしまうと、その日のTTBがありません。
この場合は、その「前」で最も近い日のTTBを使います。
税理士は知っています。
外貨建預貯金の評価はお近くの税理士を頼ってくださいね!
金田会計事務所は、新宿、新宿三丁目、新宿御苑前で相続が得意な会計事務所です。