１ 上場株式とは
証券取引所で売買することができる株式です。
２ 評価方法
証券取引所が公表している次の４つの中から最も低いものを評価額（１株あたり）とします。
（１）相続開始の日の最終価格（終値）
（２）相続開始の日を含む月の毎日の最終価格（終値）の月平均額
（３）相続開始の日を含む月の前月の毎日の最終価格（終値）の月平均額
（４）相続開始の日を含む月の前々月の毎日の最終価格（終値）の月平均額
わかりにくいですね…。
例えば、相続開始の日が８月２０日だったとしましょう。
それぞれ次のようになります。
→（１）８月２０日の終値
→（２）８月１日～３１日の終値の平均額
→（３）７月１日～３１日の終値の平均額
→（４）６月１日～３０日の終値の平均額
４つの方法から選ぶのは、株式市場は日々の値動きが大きいからです。
株価の変動により相続人が不利益を被らないようするため、株価に幅を持たせてくれています。
税理士は知っています。
上場株式の評価はお近くの税理士を頼ってくださいね！
３ 休業日
相続開始の日が証券取引所の休業日（土日祝日）に当たってしまうと、その日の終値がありません。
この場合は、その「前後」で最も近い日の終値を使います。
例えば、相続開始の日が日曜日だったとしましょう。
次のようになります。
→（１）月曜日の終値
最も近い日が２つある場合は、それぞれの終値の平均額にします。
例えば、相続開始の日が３連休の真ん中５月４日だったとき等です。
次のようになります。
→（１）５月２日と５月６日の終値の平均額
税理士は知っています。
上場株式の評価はお近くの税理士を頼ってくださいね！
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